4歳児スキーデビューまでの道のり | その1 事前準備編
2019-01-04|アウトドア
今シーズン、4歳のこぷ~すけを無事にスキーデビューさせること事が出来ました。

スキーやスノーボードは人気のウィンタースポーツですが、氷点下と言う過酷な環境の中に身を置くため、それなりの装備や事前の準備がとても大切だと思います。
大人でも、初回にとても寒いを思いをしたり、アイスバーンで転倒して痛い思いをしたりすると、二度と行きたくないとなったりしますよね。
それが小さな子供ともなると、最初の一回目が非常に重要です!
そこで、かつてスノーボードに通っていた自身の経験から、今回子供のスキーデビューの為に用意したものなどを紹介したいと思います。
最初はレンタルにするか、それとも最初から購入してしまうかなどについても、自分の考えを書いていきたいと思います。
まず最初に購入したのは、何をおいても、子供の頭を守ってくれるヘルメットです。

スキーやスノーボードの場合、ニット帽で滑っている人が多いですが、小さな子供の場合、絶対にヘルメットを用意した方が良いです。
転倒した時に衝撃から頭を守る必要があるのは当然ですが、何よりも怖いのが他人との衝突です。
柔らかい雪に頭をぶつけるのと、猛スピードの大人が突っ込んでくる時の衝撃は比べ物になりません。
長年スノーボードをやっていると毎年必ずと言って良いほど、小さな子供が大人に衝突されて大けがをしたり、最悪の場合死亡するという事故の記事を目にします。
そんな悲しい事故を防ぐためにも、ヘルメットの着用は子供にウィンタースポーツをやらせる上で、最低限の装備だと思います。
最初から重い話になりましたが、それ以外にもヘルメットの着用には上達が早くなるというメリットがあります。
上級者であっても転倒は付き物ですが、転んだ時に頭を打って痛い思いをすると、足がすくんだり腰が引けてしまうものです。
上で柔らかい雪と書きましたが、スキー場のコースがいつも新雪でフカフカの状態とは限りません。
カチカチに凍ったアイスバーンだと、石に頭をぶつけるのと同じなので腰が引けるのも無理はありません。
でも経験者ならわかると思いますが、腰が引けた状態ではスキーもスノーボードも上手く滑る事が出来ません。
そんな時、ヘルメットを着用していると、多少頭をぶつけても痛くないので思いきって滑る事が出来るのです。
最初からヘルメットは大袈裟に思うかも知れませんが、スピードが出せるようになった上級者よりも、むしろ初心者こそヘルメットの着用は強くお勧めします。
その際、ストライダーや自転車用のヘルメットを持っていても、耳当てやゴーグルが装着できるスキー用のヘルメットを新たに買いましょう。
ヘルメットの話で、他の人からの衝突から子供を守ると言う話をしましたが、逆に子供が加害者になってしまう可能性もあります。
特に自分で滑りをコントロール出来ない初心者の場合、暴走して他人に衝突してしまう事が良くあります。
そんな危険な暴走を防いでくれるのが、こちらのコーチベルトです。

子供の腰に巻いたベルトを後ろでサポートする大人と連結して、スピードをコントロールしたり暴走を防いだり出来る優れものです。
もちろん後ろで引っ張る方にもそれなりのレベルが要求されますが、最初は緩斜面で大人が後ろから走ってサポートしても良いと思います。
私も今回は、スキーで滑る子供をひたすら走って追いかけ、完全にサポート役に徹しました。
自分にスキーの経験があれば、自分も板を付けて後ろから一緒に滑ってサポート出来るのですが、両足を完全に固定されている状態のスノーボードでは少しキツイものがあります。
次は滑走の際の補助具となるトライスキーです。

二枚の板の先端を可動式の器具で固定することで、初心者でも簡単にボーゲンの形が出来、両方の足がバラバラになって、股が裂けて転倒するのを防いでくれます。

↑装着するとこんな感じ。
実際に使ってみると、足を開いたり閉じたりする動作だけで簡単にスピードがコントロールで来ていたので、ほんの数回滑らせただけでコツを掴んだようでした。
滑るたびに上手くなって行く感覚やその経験が、スキーやスノーボードの楽しさでもあるので、最初はこんな補助具を使ってでも、どんどん滑れるようになる感覚を掴ませるのはとても良い事だと思いました。
お店に行くと、実に数多くのウエアが並んでいるので、選ぶときに色々と悩んでしまいますよね。
気に入ったデザインのものや暖かそうなもの、選ぶ基準は人それぞれだと思いますが、私はウエアを選ぶ際、『耐水圧』を必ず見るようにしています。
スキーウエアを見るとタグやウエアの内側に必ずこの耐水圧の表示があるのですが、見比べてみると耐水圧2,000mmぐらいの物から、上は30,000mmの物など様々なものがあります。
一般的にスキーウエアの場合、最低でも10,000mm以上の物が望ましいと言われています。
耐水圧10,000mmと言うと、生地の上の1cm四方に10,000mm(10m)の高さまで積み上げた水の水圧に耐えられるということです。
ウエアから水が浸み込んで、身体を濡らしてしまうような事があれば、その後はずっと寒さとの戦いになります。
スキー場で快適に過ごす為にも、スキーウエア選びは非常に重要です。
今回はネットで見つけた、こちらの耐水圧10,000mmのウエアを購入しました。
何年か着せられるように、少し大きめのサイズでサイズ調整が出来るタイプの物を選びました。
こちらのウエアは15cm調整可能ということで、4才の息子は105cmですが、120cmのもので問題なく着用できました。
一昔前のスキーウエアのインナーと言えば、厚手のフリースやタートルネックセーターなどを着ている人が多かったのですが、今時のインナーはとても進化しています。
代表的なものが発熱素材を使用した高機能インナーです。
中でも私のお勧めが、スポーツ用品メーカーのミズノから発売されている、ブレスサーモ。
このブレスサーモは、体から出る水分を吸収して発熱する、吸湿発熱素材と言う生地が使われていて、ウエアの下にこれ一枚着ているだけで、とても暖かいのです。
生地も薄いので、動きを邪魔しないのもお気に入りのポイントです。
また汗をかいても素早く吸収して外に逃がしてくれるので、肌触りも常に快適な状態を保てます。
少々お値段は張りますが、生地も丈夫で一枚持っているだけで何年も着れるので、最初に少し奮発しても損はないと思います。
今回、子供にもこのプレスサーモを買ってあげようと思っていたのですが、残念ながら子供用サイズのラインアップが無かったので、評判が良かったアウトドア用品メーカー モンベルのジオラインと言う製品を買ってみました。
※リンクの製品は大人用の物になります。
モンベルの製品も登山などで良くお世話になっていて、その性能の高さは身をもって知っているので、こちらも期待出来そうです。
そのうち私用にも一枚買ってみて、ブレスサーモと比較してみたいと思います。
子供用には同じ素材で出来たタイツもセットで購入しました。
※リンクの製品は大人用の物になります。
ウエアなどを一通り揃え、ゴーグルやグローブなどの小物も一気に買ってしまい、残るは板とブーツだけになりました。
板やブーツまで買ってしまうと、かなりの出費になってしまう為、最初はレンタルでも良いかなと思っていたのですが、結論から言うと、今回板とブーツも全て買い揃えてしまいました。
レンタルするか購入するかについては、何回行けば元が取れるかで考える事が多いと思います。
スキー場でレンタルする場合、板とブーツのセットで1日2,000~3,000円が相場のようです。
でも元が取れるとかそんな小さな事よりも、年に何回かでも行くつもりなら、もう買ってしまった方が良いと思ったのです。
毎回スキー場でレンタルして、使い終わったら返しに行くのってとても面倒じゃないですか。
雪の上をウエアやブーツを装着した状態で歩いて移動するのって、本当に大変なんですよね。
それにブーツはともかく、板の方は多少身長が伸びても数年は使えますからね。
そんな訳で、完全に予算オーバーなのですが、、、今回板とブーツも購入してしまいました。
板は有名スキーメーカー HEAD のキッズモデルです。

もっと安い板も売っていたのですが、自分が長年やってきて、色々なブランドを知っているだけに、良く解らないメーカーの物は避けてしまいました。
でもそれなりに良い物を買っておけば、使わなくなったらフリマアプリで売ってしまうって手もありますしね。
本来は身体に触れるブーツの方が重要と言われますが、ブーツのサイズだけはウエアのように少し大きめの物を選ぶという訳にもいかないので、お手頃な価格の物を購入しました。

そんな訳で、立派なちびっこスキーヤーの誕生です。

(妹のみおへいも友情出演)
次回は初めてのスキー場選びや、子供を飽きさせない為に色々考えた事を書きたいと思います。

スキーやスノーボードは人気のウィンタースポーツですが、氷点下と言う過酷な環境の中に身を置くため、それなりの装備や事前の準備がとても大切だと思います。
大人でも、初回にとても寒いを思いをしたり、アイスバーンで転倒して痛い思いをしたりすると、二度と行きたくないとなったりしますよね。
それが小さな子供ともなると、最初の一回目が非常に重要です!
そこで、かつてスノーボードに通っていた自身の経験から、今回子供のスキーデビューの為に用意したものなどを紹介したいと思います。
最初はレンタルにするか、それとも最初から購入してしまうかなどについても、自分の考えを書いていきたいと思います。
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ヘルメットの着用は必須!何よりも子供の安全が最優先!
まず最初に購入したのは、何をおいても、子供の頭を守ってくれるヘルメットです。

スキーやスノーボードの場合、ニット帽で滑っている人が多いですが、小さな子供の場合、絶対にヘルメットを用意した方が良いです。
転倒した時に衝撃から頭を守る必要があるのは当然ですが、何よりも怖いのが他人との衝突です。
柔らかい雪に頭をぶつけるのと、猛スピードの大人が突っ込んでくる時の衝撃は比べ物になりません。
長年スノーボードをやっていると毎年必ずと言って良いほど、小さな子供が大人に衝突されて大けがをしたり、最悪の場合死亡するという事故の記事を目にします。
そんな悲しい事故を防ぐためにも、ヘルメットの着用は子供にウィンタースポーツをやらせる上で、最低限の装備だと思います。
最初から重い話になりましたが、それ以外にもヘルメットの着用には上達が早くなるというメリットがあります。
上級者であっても転倒は付き物ですが、転んだ時に頭を打って痛い思いをすると、足がすくんだり腰が引けてしまうものです。
上で柔らかい雪と書きましたが、スキー場のコースがいつも新雪でフカフカの状態とは限りません。
カチカチに凍ったアイスバーンだと、石に頭をぶつけるのと同じなので腰が引けるのも無理はありません。
でも経験者ならわかると思いますが、腰が引けた状態ではスキーもスノーボードも上手く滑る事が出来ません。
そんな時、ヘルメットを着用していると、多少頭をぶつけても痛くないので思いきって滑る事が出来るのです。
最初からヘルメットは大袈裟に思うかも知れませんが、スピードが出せるようになった上級者よりも、むしろ初心者こそヘルメットの着用は強くお勧めします。
その際、ストライダーや自転車用のヘルメットを持っていても、耳当てやゴーグルが装着できるスキー用のヘルメットを新たに買いましょう。
コーチベルトで他人の安全も守ろう!
ヘルメットの話で、他の人からの衝突から子供を守ると言う話をしましたが、逆に子供が加害者になってしまう可能性もあります。
特に自分で滑りをコントロール出来ない初心者の場合、暴走して他人に衝突してしまう事が良くあります。
そんな危険な暴走を防いでくれるのが、こちらのコーチベルトです。

子供の腰に巻いたベルトを後ろでサポートする大人と連結して、スピードをコントロールしたり暴走を防いだり出来る優れものです。
もちろん後ろで引っ張る方にもそれなりのレベルが要求されますが、最初は緩斜面で大人が後ろから走ってサポートしても良いと思います。
私も今回は、スキーで滑る子供をひたすら走って追いかけ、完全にサポート役に徹しました。
自分にスキーの経験があれば、自分も板を付けて後ろから一緒に滑ってサポート出来るのですが、両足を完全に固定されている状態のスノーボードでは少しキツイものがあります。
初めてでも勝手にボーゲンに!トライスキーはとってもお勧め
次は滑走の際の補助具となるトライスキーです。

二枚の板の先端を可動式の器具で固定することで、初心者でも簡単にボーゲンの形が出来、両方の足がバラバラになって、股が裂けて転倒するのを防いでくれます。

↑装着するとこんな感じ。
実際に使ってみると、足を開いたり閉じたりする動作だけで簡単にスピードがコントロールで来ていたので、ほんの数回滑らせただけでコツを掴んだようでした。
滑るたびに上手くなって行く感覚やその経験が、スキーやスノーボードの楽しさでもあるので、最初はこんな補助具を使ってでも、どんどん滑れるようになる感覚を掴ませるのはとても良い事だと思いました。
ウエアは耐水圧で選ぼう!
お店に行くと、実に数多くのウエアが並んでいるので、選ぶときに色々と悩んでしまいますよね。
気に入ったデザインのものや暖かそうなもの、選ぶ基準は人それぞれだと思いますが、私はウエアを選ぶ際、『耐水圧』を必ず見るようにしています。
スキーウエアを見るとタグやウエアの内側に必ずこの耐水圧の表示があるのですが、見比べてみると耐水圧2,000mmぐらいの物から、上は30,000mmの物など様々なものがあります。
一般的にスキーウエアの場合、最低でも10,000mm以上の物が望ましいと言われています。
耐水圧10,000mmと言うと、生地の上の1cm四方に10,000mm(10m)の高さまで積み上げた水の水圧に耐えられるということです。
ウエアから水が浸み込んで、身体を濡らしてしまうような事があれば、その後はずっと寒さとの戦いになります。
スキー場で快適に過ごす為にも、スキーウエア選びは非常に重要です。
今回はネットで見つけた、こちらの耐水圧10,000mmのウエアを購入しました。
何年か着せられるように、少し大きめのサイズでサイズ調整が出来るタイプの物を選びました。
こちらのウエアは15cm調整可能ということで、4才の息子は105cmですが、120cmのもので問題なく着用できました。
インナー選びはウエア選びよりも重要!
一昔前のスキーウエアのインナーと言えば、厚手のフリースやタートルネックセーターなどを着ている人が多かったのですが、今時のインナーはとても進化しています。
代表的なものが発熱素材を使用した高機能インナーです。
中でも私のお勧めが、スポーツ用品メーカーのミズノから発売されている、ブレスサーモ。
このブレスサーモは、体から出る水分を吸収して発熱する、吸湿発熱素材と言う生地が使われていて、ウエアの下にこれ一枚着ているだけで、とても暖かいのです。
生地も薄いので、動きを邪魔しないのもお気に入りのポイントです。
また汗をかいても素早く吸収して外に逃がしてくれるので、肌触りも常に快適な状態を保てます。
少々お値段は張りますが、生地も丈夫で一枚持っているだけで何年も着れるので、最初に少し奮発しても損はないと思います。
今回、子供にもこのプレスサーモを買ってあげようと思っていたのですが、残念ながら子供用サイズのラインアップが無かったので、評判が良かったアウトドア用品メーカー モンベルのジオラインと言う製品を買ってみました。
※リンクの製品は大人用の物になります。
モンベルの製品も登山などで良くお世話になっていて、その性能の高さは身をもって知っているので、こちらも期待出来そうです。
そのうち私用にも一枚買ってみて、ブレスサーモと比較してみたいと思います。
子供用には同じ素材で出来たタイツもセットで購入しました。
※リンクの製品は大人用の物になります。
板はレンタルにするか?それとも最初から買ってしまうか?
ウエアなどを一通り揃え、ゴーグルやグローブなどの小物も一気に買ってしまい、残るは板とブーツだけになりました。
板やブーツまで買ってしまうと、かなりの出費になってしまう為、最初はレンタルでも良いかなと思っていたのですが、結論から言うと、今回板とブーツも全て買い揃えてしまいました。
レンタルするか購入するかについては、何回行けば元が取れるかで考える事が多いと思います。
スキー場でレンタルする場合、板とブーツのセットで1日2,000~3,000円が相場のようです。
でも元が取れるとかそんな小さな事よりも、年に何回かでも行くつもりなら、もう買ってしまった方が良いと思ったのです。
毎回スキー場でレンタルして、使い終わったら返しに行くのってとても面倒じゃないですか。
雪の上をウエアやブーツを装着した状態で歩いて移動するのって、本当に大変なんですよね。
それにブーツはともかく、板の方は多少身長が伸びても数年は使えますからね。
そんな訳で、完全に予算オーバーなのですが、、、今回板とブーツも購入してしまいました。
板は有名スキーメーカー HEAD のキッズモデルです。

もっと安い板も売っていたのですが、自分が長年やってきて、色々なブランドを知っているだけに、良く解らないメーカーの物は避けてしまいました。
でもそれなりに良い物を買っておけば、使わなくなったらフリマアプリで売ってしまうって手もありますしね。
本来は身体に触れるブーツの方が重要と言われますが、ブーツのサイズだけはウエアのように少し大きめの物を選ぶという訳にもいかないので、お手頃な価格の物を購入しました。

そんな訳で、立派なちびっこスキーヤーの誕生です。

(妹のみおへいも友情出演)
次回は初めてのスキー場選びや、子供を飽きさせない為に色々考えた事を書きたいと思います。
- 次の記事:いつも大賑わいの魚屋さん、中井「魚久」
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