【富士山本七合目 見晴館】 山小屋デビュー&御来光 ~富士登山 須走ルート3
2012-08-04|富士山登山
『須走五合目登山口~本七合目見晴館』 の続き
この日は約5時間ほど歩いて、本日宿泊する山小屋、見晴館に到着。

山小屋に着いた頃には、山頂方面もスッキリ晴れていました。
一日中行動して疲れたので、早速受付に向かいます。

受付では食事の有無を聞かれたので、『一泊二食付き』でお願いしました。
朝食は、山頂で御来光を見る場合はお弁当、山小屋で御来光を見る場合は、山小屋での食事と、好きな方を選べるとの事。
御来光の前後は、山頂付近は渋滞になるほどスゴイ人の数になると聞いていたので、自分のペースで登れるように、敢えて山小屋で御来光を見て、ゆっくり朝食を食べた後、山頂を目指すことにしました。
(→このスケジュールで正解でした!)
受付でトイレの説明などを受けた後、食堂に案内されます。
宿泊者はトイレの使用料無料。宿泊者以外は一回200円です。
山小屋の中はこんな感じ。

到着して、食事を済ませたグループから、次々に寝床へ案内されるようです。
トイレを済ませ、一息ついたらすぐに食事が運ばれて来ました。

夕食はカレーライスとサラダとナスの煮びたしです。
量は一日中行動してきた私にとっては、少し不安になるほど少ない気がしますが、付け合せのらっきょうは乗せ放題ということで、たくさん頂きました。
あっという間に食べ終わると、次は寝床に案内されます。
この見晴館では、山頂御来光組と、山小屋御来光組で、建物が分かれている為、途中で物音で起こされたりする心配がないようです。
山小屋御来光組の私達は、別館に案内されました。

建物の内部はキレイで、木の良い香りに包まれていました。
奥に写って居るのは山小屋のご主人です。
やさしくて人柄の良いご主人でした。
ネットの書き込みなんかを見ると、山小屋の主人の中には、理不尽に客を怒鳴りつけたりする人も居るそうで、初めての山小屋に少し身構えて来たのですが、ここに来て山小屋の印象が変わりました。
途中、他の客を注意する場面も目撃しましたが、どう考えても客のほうが非常識。
(寝床で強烈な臭いを発する、筋肉痛に効きそうな塗り薬を使用していました)
きっと私以外の客も、こんな所で何考えてんだ・・・と思ったに違いありませんが、その客を注意して、窓を開けて換気までしてくれたご主人には非常に感謝。
この二段ベッドの2階部分が本日の寝床。

一つの布団を2人で使うようです。
休前日とかだったら、もっと狭いんでしょうか?
私は壁際だったので、隣に気を使うことも無く、なかなか快適な寝床となりました。
人が多い時は、寝床に案内された後、身動きも出来ず横になるしかないとか、外に出て夕日を眺めたり、星を眺める事なんて出来ないと聞いていたのですが、全くそんな感じでもなかったので、寝るまでの間、外を散歩したりしてみました。

外では、もっと上の山小屋を目指す人達が、たくさん登っていました。
山頂も良く見えます。

明日も晴れたらいいな。
下界も雲が晴れて、登って来た道が見えました。

徐々に辺りは、夕闇に包まれて行き、

雲の切れ間から、街の明かりも見えました。

月も出ています。

日が暮れると、少し寒くなりましたが、ずっと外で景色を眺めていました。
やはり晩御飯が少し物足りなかったので、持って来たおやつを食べたりもしましたが、
そろそろ眠る時間。
20:00
まだ早いのですが、消灯の時間と言う事で、寝床に戻り布団に入ります。
最初に寝床に案内された時から、実は少し頭痛がしていて、二段ベッドの階段を登るだけで、頭がガンガンしていました。
若干高山病気味になっているようです。
眠ると呼吸が浅くなり、さらに悪化する事もあると聞いていたので、少し不安でしたが横になりながら深呼吸をして、高山病対策をしてみました。
明日には収まっていればいいが・・・
結局この日は、頭痛に悩まされ、何度も目を覚ましました。
人が多いからか、小屋の中は少し暑いぐらいでした。
3:00
山頂御来光組の出発の気配で目を覚ましたので、せっかくなので、外に出て星を眺めてみました。
外ではすでに、山頂を目指す人達のヘッドライトが沢山見えました。

山頂までずっと続いています。
星空は寝る前に見たときと違って、明かりが少ないためか、とてもキレイです。
10分間ぐらい空を見上げていただけで、流れ星を何個も見る事が出来ました。
都会では絶対に見ることの出来ない光景です。
御来光まではまだ時間があったので、再び寝床に戻り一休み。
4:30
再び目を覚ますと、少し明るくなっていました。
この日の御来光の時間は4:45との事なので、早速外に出て御来光を待ちました。
空はオレンジ色に染まっています。

山小屋にも電気が付いて、登山客を見送る準備をしています。

もうこの時点で、感動ものの光景ですね。

山小屋の前には、御来光を待つ人達がたくさん。

4:45
そして遂に太陽が顔を出しました。

スゴイ・・・!!

良く考えると、こんな風に御来光を見るのは生まれて初めて。
最初が富士山からって言うのは、なんだか縁起が良い気がします。
山小屋の鳥居越しの御来光。

富士山も真っ赤に染まっていました。

山小屋に着いてからの数時間、初めて尽くしの体験で、とても楽しかった。
でもそろそろ出発の準備をしなければ。
まずは朝食。

ご飯に味噌汁に漬物に海苔。
あとは昆布の佃煮と、煮干の佃煮。
シンプルだけど、朝から美味しく戴きました。
佃煮が美味しかったので、ご飯をお代わりしてしまいまいした。
(朝食のご飯はお代わり自由です)
心配していた頭痛も収まり、食欲もあるようなので、いよいよ山頂アタックです。

天気も快晴!
荷物の整理を終え、山小屋のご主人に挨拶をし、早速出発!
どうもお世話になりました。
いよいよ富士山の山頂を目指します。

山頂にはどんな感動が待っているのか・・・
『見晴館~富士山 山頂』に続く
この日は約5時間ほど歩いて、本日宿泊する山小屋、見晴館に到着。

山小屋に着いた頃には、山頂方面もスッキリ晴れていました。
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受付では食事の有無を聞かれたので、『一泊二食付き』でお願いしました。
朝食は、山頂で御来光を見る場合はお弁当、山小屋で御来光を見る場合は、山小屋での食事と、好きな方を選べるとの事。
御来光の前後は、山頂付近は渋滞になるほどスゴイ人の数になると聞いていたので、自分のペースで登れるように、敢えて山小屋で御来光を見て、ゆっくり朝食を食べた後、山頂を目指すことにしました。
(→このスケジュールで正解でした!)
受付でトイレの説明などを受けた後、食堂に案内されます。
宿泊者はトイレの使用料無料。宿泊者以外は一回200円です。
見晴館の夕食
山小屋の中はこんな感じ。

到着して、食事を済ませたグループから、次々に寝床へ案内されるようです。
トイレを済ませ、一息ついたらすぐに食事が運ばれて来ました。

夕食はカレーライスとサラダとナスの煮びたしです。
量は一日中行動してきた私にとっては、少し不安になるほど少ない気がしますが、付け合せのらっきょうは乗せ放題ということで、たくさん頂きました。
あっという間に食べ終わると、次は寝床に案内されます。
見晴館の寝床
この見晴館では、山頂御来光組と、山小屋御来光組で、建物が分かれている為、途中で物音で起こされたりする心配がないようです。
山小屋御来光組の私達は、別館に案内されました。

建物の内部はキレイで、木の良い香りに包まれていました。
奥に写って居るのは山小屋のご主人です。
やさしくて人柄の良いご主人でした。
ネットの書き込みなんかを見ると、山小屋の主人の中には、理不尽に客を怒鳴りつけたりする人も居るそうで、初めての山小屋に少し身構えて来たのですが、ここに来て山小屋の印象が変わりました。
途中、他の客を注意する場面も目撃しましたが、どう考えても客のほうが非常識。
(寝床で強烈な臭いを発する、筋肉痛に効きそうな塗り薬を使用していました)
きっと私以外の客も、こんな所で何考えてんだ・・・と思ったに違いありませんが、その客を注意して、窓を開けて換気までしてくれたご主人には非常に感謝。
この二段ベッドの2階部分が本日の寝床。

一つの布団を2人で使うようです。
休前日とかだったら、もっと狭いんでしょうか?
私は壁際だったので、隣に気を使うことも無く、なかなか快適な寝床となりました。
人が多い時は、寝床に案内された後、身動きも出来ず横になるしかないとか、外に出て夕日を眺めたり、星を眺める事なんて出来ないと聞いていたのですが、全くそんな感じでもなかったので、寝るまでの間、外を散歩したりしてみました。

外では、もっと上の山小屋を目指す人達が、たくさん登っていました。
山頂も良く見えます。

明日も晴れたらいいな。
下界も雲が晴れて、登って来た道が見えました。

徐々に辺りは、夕闇に包まれて行き、

雲の切れ間から、街の明かりも見えました。

月も出ています。

日が暮れると、少し寒くなりましたが、ずっと外で景色を眺めていました。
やはり晩御飯が少し物足りなかったので、持って来たおやつを食べたりもしましたが、
そろそろ眠る時間。
就寝
20:00
まだ早いのですが、消灯の時間と言う事で、寝床に戻り布団に入ります。
最初に寝床に案内された時から、実は少し頭痛がしていて、二段ベッドの階段を登るだけで、頭がガンガンしていました。
若干高山病気味になっているようです。
眠ると呼吸が浅くなり、さらに悪化する事もあると聞いていたので、少し不安でしたが横になりながら深呼吸をして、高山病対策をしてみました。
明日には収まっていればいいが・・・
結局この日は、頭痛に悩まされ、何度も目を覚ましました。
人が多いからか、小屋の中は少し暑いぐらいでした。
3:00
山頂御来光組の出発の気配で目を覚ましたので、せっかくなので、外に出て星を眺めてみました。
外ではすでに、山頂を目指す人達のヘッドライトが沢山見えました。

山頂までずっと続いています。
星空は寝る前に見たときと違って、明かりが少ないためか、とてもキレイです。
10分間ぐらい空を見上げていただけで、流れ星を何個も見る事が出来ました。
都会では絶対に見ることの出来ない光景です。
御来光まではまだ時間があったので、再び寝床に戻り一休み。
富士山須走口 ご来光
4:30
再び目を覚ますと、少し明るくなっていました。
この日の御来光の時間は4:45との事なので、早速外に出て御来光を待ちました。
空はオレンジ色に染まっています。

山小屋にも電気が付いて、登山客を見送る準備をしています。

もうこの時点で、感動ものの光景ですね。

山小屋の前には、御来光を待つ人達がたくさん。

4:45
そして遂に太陽が顔を出しました。

スゴイ・・・!!

良く考えると、こんな風に御来光を見るのは生まれて初めて。
最初が富士山からって言うのは、なんだか縁起が良い気がします。
山小屋の鳥居越しの御来光。

富士山も真っ赤に染まっていました。

山小屋に着いてからの数時間、初めて尽くしの体験で、とても楽しかった。
でもそろそろ出発の準備をしなければ。
見晴館の朝食
まずは朝食。

ご飯に味噌汁に漬物に海苔。
あとは昆布の佃煮と、煮干の佃煮。
シンプルだけど、朝から美味しく戴きました。
佃煮が美味しかったので、ご飯をお代わりしてしまいまいした。
(朝食のご飯はお代わり自由です)
心配していた頭痛も収まり、食欲もあるようなので、いよいよ山頂アタックです。

天気も快晴!
荷物の整理を終え、山小屋のご主人に挨拶をし、早速出発!
どうもお世話になりました。
いよいよ富士山の山頂を目指します。

山頂にはどんな感動が待っているのか・・・
『見晴館~富士山 山頂』に続く
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