スイス旅行 | 3日目(1) ラウターブルネン~トリュメンバッハの滝
2013-07-29|スイス旅行
『チューリッヒからグリンデルワルド』の続き
3日目の朝。
まだ残る時差ボケの影響で、5時ぐらいに目を覚ましました。
外の景色を見てみると、まだ薄暗く幻想的な風景が広がっていました。


このホテル「Hotel Cabana
」からは、真正面にアイガー北壁が見えるのが売りなのですが、アイガーはどれなんでしょう?
これ似てるような気がするけど、ちょっと違うかな・・・?

後日わかったのですが、この日のアイガーは雲に包まれていて見えなかったようです。
お楽しみは翌日に取っておきましょう。
朝食はチューリッヒのホテルと同様、ハム、チーズ、パン、シリアルのバイキングでしたが、席につくとあつあつのオムレツを焼いてくれました。

ここでもコーヒーのポットサービスがありましたが、注ぎ口がどばっと出る作りで、二人ともこぼしかけたので、ご注意ください!
この日の天気予報はあいにくの雨。
計画ではユングフラウヨッホに行く予定でしたが、予定を変更して、雨でも楽しめるというトリュメンバッハの滝へ向かうことにしました。
グリンデルワルトの一番の見どころであるユングフラウヨッホへは、天気が良い日を選んで行きたいと思います。
朝食を済ませて、グリンデルワルト駅に向かいました。

駅まではこの上り坂を10分以上登らなければなりません。
移動の日にスーツケース転がすの大変そうだな・・・
昨日は気付かなかったけど、駅には日本語表示の標識もありました。

いかに日本人観光客が多いのかが伺えます。
駅からもさっきの山が見えましたが、やっぱり何か違う・・・

グリンデルワルト周辺のユングフラウ地方には、ユングフラウVIPパスと言う、鉄道のフリーパスがあり、持っていると3日間、周辺の鉄道乗り放題に加え、ユングフラウヨッホへの登山鉄道も一回だけ利用できます。
このユングフラウVIPパスも、スイスカードでの割引対象となる為、迷わず購入しました。
※グリンデルワルトの日本人観光案内所にて購入しました。
数日間滞在するのであれば、毎回チケットを買う手間も無くなるので、とても便利です。
グリンデルワルドからインターラーケン・オスト行きの電車に乗り、途中のツヴァイリュッチネン駅でラウターブルネン行きの電車に乗り換えます。


インターラーケン駅から来た列車は、この駅で前後が切り離され、それぞれグリンデルワルトとラウターブルネンに分かれて向かいます。
中には切り離しを行わず、片方の目的地にしか行かない列車もあり、自信が無くて乗り降りを繰り返していると、突然列車が発車して、もう少しで嫁とはぐれそうになりました。
チケットは全部私が持っていたので、嫁が途方に暮れる所でした。
外国で嫁とはぐれるなんて想像もしていなかったけど、はぐれた場合の連絡方法や、集合場所など、事前に決めておいた方がいいかも知れませんね。
嫁のカタコトの英語のおかげで、なんとか間違えずにラウターブルネン駅に到着。

ここからさらにバスに乗りこみ、滝の近くの停留所まで移動します。

このバスもスイスカードで割引になりました。(2.2CHF)
ほとんどの乗り物で割引が受けられるので、自信が無い時もとりあえず見せておいて正解でした。
このラウターブルネンの町はU字の峡谷になっていて、たくさんの滝がありました。

ついに目的地のトリュメンバッハの滝(TRUMMELBACHFALLE)に到着。

停留所前には大きな案内板が出ていました。

このトリュメンバッハの滝は、山の岩盤の中を縫うように流れる滝で、水量の多さに圧倒されます。


この滝の流れる洞窟の中を歩くことが出来るのです。
壁には水で削られた跡が残っています。


写真では迫力までは伝わりませんが、人の大きさと比べると、いかに水量が多いか解ります。

ガイドブックでもそれほど大きく紹介はされていないのですが、この滝はかなりおススメです。
雨でも楽しめる観光スポットなので、山に登れない日に行ってみると良いと思います。
水しぶきがスゴイので、カメラ等の防水対策はお忘れなく。
滝の所からは、U時の谷の眺めが素晴らしかったです。

この谷は氷河によって削られて出来たらしいです。

カメラのミニチュア効果を使って遊んでみました。

あえてピントをズラす事で、ジオラマっぽく出来るのですが、出来はイマイチですね。

トリュメンバッハの滝を満喫したあと、ラウターブルネンにあるもう一つの有名な滝、シュタウプバッハの滝を目指しました。
上の写真の左手に写っているのがその滝です。
遠くから見ても、その大きさがわかります。
再びバスに乗り込み、最寄の停留所なんて解らないので、滝に一番近そうな所で降りて歩きました。

バスは降りたい時にボタンで知らせるシステムで、そこは日本と同じでした。
バスを降りてもそれらしい道がなかったので、、犬の散歩をしているご夫婦に、滝の真下までの行き方を聞いてみたのですが、「何を言っているんだ?目の前に見えてるじゃないか?」と言っている様な不思議そうな顔をされました。。
民家のすぐ横を通ったりするので、通っていいのかちょっと自信がなかったので聞いてみたのですが・・
ここから農道のような道を通り、滝の真下まで行ってみます。

ちょっとだけ勝手に入ったら怒られそうな雰囲気あるでしょ?

滝の近くには教会と墓地がありました。

間近でみると、滝はスゴイ迫力です。

下の写真には人も写っているのですが、比べてみるとどれだけ大きな滝かがわかります。

途中まで登ると、滝の裏側に行けるようなので、登ってみました。

こんな所をくり抜いて道を作るとは、本当にスイス人の観光に対する力の入れ方には脱帽です。
そしてこれが裏側。

結構な高さでちょっと怖いな・・・
だって水が流れてるって事は、この瞬間も少しずつ削られてる訳で・・
早く降りてご飯でも食べに行こっと。
ラウターブルネンにはレストランも数軒ありましたが、ちょっとお高めだったので、屋台で売っているホットドックで軽く済ませる事にしました。
まあラウターブルネンに限らず、スイス全体が物価が高めなのですが。
お店で食べると、ランチでも一人2,000~3,000円は覚悟しておいた方がいいです。
さてコチラが買ってみたホットドック。(6CHF)

全然軽く済ませる量じゃないですね。

これはうれしい誤算でした。
朝食のハムも美味しかったけど、このソーセージもこれまた絶品。
酪農大国万歳!!
駅前通りからも、シュタウプバッハの滝がしっかりと見えます。

この景色は日本では見れませんね。
本当はこの二つの滝とセットで、映画007の舞台にもなったシルトホルン展望台に行く予定だったのですが、駅に設置されたライブカメラを見ると真っ白だったので、諦めてグリンデルワルトに戻ることにしました。
この時、まだお昼過ぎだったので、グリンデルワルトに戻って天気が回復してくれれば、村の近くでトレッキングしようと思います。
スイスは20時過ぎまで明るいので、文字通り一日中遊べます。
なかなか来れる所ではないので、体力の続く限り遊び尽くしたいと思います。
メモ)
トリュメンバッハの滝 入場料 11スイスフラン
シュタウプバッハの滝 無料
フィルストからグリンデルワルドまでトレッキング」へ続く
3日目の朝。
まだ残る時差ボケの影響で、5時ぐらいに目を覚ましました。
外の景色を見てみると、まだ薄暗く幻想的な風景が広がっていました。


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このホテル「Hotel Cabana

これ似てるような気がするけど、ちょっと違うかな・・・?

後日わかったのですが、この日のアイガーは雲に包まれていて見えなかったようです。
お楽しみは翌日に取っておきましょう。
朝食はチューリッヒのホテルと同様、ハム、チーズ、パン、シリアルのバイキングでしたが、席につくとあつあつのオムレツを焼いてくれました。

ここでもコーヒーのポットサービスがありましたが、注ぎ口がどばっと出る作りで、二人ともこぼしかけたので、ご注意ください!
この日の天気予報はあいにくの雨。
計画ではユングフラウヨッホに行く予定でしたが、予定を変更して、雨でも楽しめるというトリュメンバッハの滝へ向かうことにしました。
グリンデルワルトの一番の見どころであるユングフラウヨッホへは、天気が良い日を選んで行きたいと思います。
朝食を済ませて、グリンデルワルト駅に向かいました。

駅まではこの上り坂を10分以上登らなければなりません。
移動の日にスーツケース転がすの大変そうだな・・・
昨日は気付かなかったけど、駅には日本語表示の標識もありました。

いかに日本人観光客が多いのかが伺えます。
駅からもさっきの山が見えましたが、やっぱり何か違う・・・

グリンデルワルト周辺のユングフラウ地方には、ユングフラウVIPパスと言う、鉄道のフリーパスがあり、持っていると3日間、周辺の鉄道乗り放題に加え、ユングフラウヨッホへの登山鉄道も一回だけ利用できます。
このユングフラウVIPパスも、スイスカードでの割引対象となる為、迷わず購入しました。
※グリンデルワルトの日本人観光案内所にて購入しました。
数日間滞在するのであれば、毎回チケットを買う手間も無くなるので、とても便利です。
グリンデルワルトからトリュメンバッハの滝へ
グリンデルワルドからインターラーケン・オスト行きの電車に乗り、途中のツヴァイリュッチネン駅でラウターブルネン行きの電車に乗り換えます。


インターラーケン駅から来た列車は、この駅で前後が切り離され、それぞれグリンデルワルトとラウターブルネンに分かれて向かいます。
中には切り離しを行わず、片方の目的地にしか行かない列車もあり、自信が無くて乗り降りを繰り返していると、突然列車が発車して、もう少しで嫁とはぐれそうになりました。
チケットは全部私が持っていたので、嫁が途方に暮れる所でした。
外国で嫁とはぐれるなんて想像もしていなかったけど、はぐれた場合の連絡方法や、集合場所など、事前に決めておいた方がいいかも知れませんね。
嫁のカタコトの英語のおかげで、なんとか間違えずにラウターブルネン駅に到着。

ここからさらにバスに乗りこみ、滝の近くの停留所まで移動します。

このバスもスイスカードで割引になりました。(2.2CHF)
ほとんどの乗り物で割引が受けられるので、自信が無い時もとりあえず見せておいて正解でした。
このラウターブルネンの町はU字の峡谷になっていて、たくさんの滝がありました。

ついに目的地のトリュメンバッハの滝(TRUMMELBACHFALLE)に到着。

停留所前には大きな案内板が出ていました。

このトリュメンバッハの滝は、山の岩盤の中を縫うように流れる滝で、水量の多さに圧倒されます。


この滝の流れる洞窟の中を歩くことが出来るのです。
壁には水で削られた跡が残っています。


写真では迫力までは伝わりませんが、人の大きさと比べると、いかに水量が多いか解ります。

ガイドブックでもそれほど大きく紹介はされていないのですが、この滝はかなりおススメです。
雨でも楽しめる観光スポットなので、山に登れない日に行ってみると良いと思います。
水しぶきがスゴイので、カメラ等の防水対策はお忘れなく。
滝の所からは、U時の谷の眺めが素晴らしかったです。

この谷は氷河によって削られて出来たらしいです。

カメラのミニチュア効果を使って遊んでみました。

あえてピントをズラす事で、ジオラマっぽく出来るのですが、出来はイマイチですね。

シュタウフバッハの滝へ
トリュメンバッハの滝を満喫したあと、ラウターブルネンにあるもう一つの有名な滝、シュタウプバッハの滝を目指しました。
上の写真の左手に写っているのがその滝です。
遠くから見ても、その大きさがわかります。
再びバスに乗り込み、最寄の停留所なんて解らないので、滝に一番近そうな所で降りて歩きました。

バスは降りたい時にボタンで知らせるシステムで、そこは日本と同じでした。
バスを降りてもそれらしい道がなかったので、、犬の散歩をしているご夫婦に、滝の真下までの行き方を聞いてみたのですが、「何を言っているんだ?目の前に見えてるじゃないか?」と言っている様な不思議そうな顔をされました。。
民家のすぐ横を通ったりするので、通っていいのかちょっと自信がなかったので聞いてみたのですが・・
ここから農道のような道を通り、滝の真下まで行ってみます。

ちょっとだけ勝手に入ったら怒られそうな雰囲気あるでしょ?

滝の近くには教会と墓地がありました。

間近でみると、滝はスゴイ迫力です。

下の写真には人も写っているのですが、比べてみるとどれだけ大きな滝かがわかります。

途中まで登ると、滝の裏側に行けるようなので、登ってみました。

こんな所をくり抜いて道を作るとは、本当にスイス人の観光に対する力の入れ方には脱帽です。
そしてこれが裏側。

結構な高さでちょっと怖いな・・・
だって水が流れてるって事は、この瞬間も少しずつ削られてる訳で・・
早く降りてご飯でも食べに行こっと。
ランチはホットドッグがおすすめ
ラウターブルネンにはレストランも数軒ありましたが、ちょっとお高めだったので、屋台で売っているホットドックで軽く済ませる事にしました。
まあラウターブルネンに限らず、スイス全体が物価が高めなのですが。
お店で食べると、ランチでも一人2,000~3,000円は覚悟しておいた方がいいです。
さてコチラが買ってみたホットドック。(6CHF)

全然軽く済ませる量じゃないですね。

これはうれしい誤算でした。
朝食のハムも美味しかったけど、このソーセージもこれまた絶品。
酪農大国万歳!!
駅前通りからも、シュタウプバッハの滝がしっかりと見えます。

この景色は日本では見れませんね。
本当はこの二つの滝とセットで、映画007の舞台にもなったシルトホルン展望台に行く予定だったのですが、駅に設置されたライブカメラを見ると真っ白だったので、諦めてグリンデルワルトに戻ることにしました。
この時、まだお昼過ぎだったので、グリンデルワルトに戻って天気が回復してくれれば、村の近くでトレッキングしようと思います。
スイスは20時過ぎまで明るいので、文字通り一日中遊べます。
なかなか来れる所ではないので、体力の続く限り遊び尽くしたいと思います。
メモ)
トリュメンバッハの滝 入場料 11スイスフラン
シュタウプバッハの滝 無料
フィルストからグリンデルワルドまでトレッキング」へ続く
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