茨城でどぶ汁 | 第7回 かさま陶芸の里マラソン その1
2012-12-17|グルメ
2012年12月16日

茨城県笠間市で行われる、かさま陶芸の里マラソンに参加して来ました。
(今回の記事は前日の食べ歩きのみですが・・・)
笠間市は焼き物の里として有名で、笠間焼が並ぶギャラリーロードや、自然あふれる山間部を走る大会となっています。
大会は小学生の2.5Kmから一般の10kmまで、様々な種目に分かれいて、今回は10km一般(39歳以下)に参加しました。
大会当日は朝早い為、茨城で前泊する事にして、前日のお昼過ぎに茨城県に向かいます。
この大会を選んだもう一つの理由。
それは、冬の茨城でどうしても食べたい食材があったから・・・
その食材とは、茨城の冬の味覚、あんこうです。
何年も前から冬に一度、茨城まであんこうを食べに行ってみたいと思っていたのですが、今回ようやく叶えることができました。
もう目的がマラソンなのか、あんこうなのか良く解らなくなって来ました。
出発が遅くなった為、茨城に着いた時にはすっかり暗くなっていました。
さて、今回訪れたお店は、大洗にある「味処 大森」さんです。

暖簾にはいわし料理・地魚料理の文字がありますが、冬はあんこう鍋が名物となっているようです。
予約をしておいたので、到着後すぐに席に案内されました。
仕切りのある広間に通されたのですが、意外にも若い人が多いです。
日本人の魚離れが懸念されていますが、こ~ゆ~若者を見ると安心ですね。
まずはあんこう鍋が来るまで、看板メニューのいわしを食べる事にしました。
数あるいわし料理の中から、シンプルにいわし刺を頼んでみました。

盛り付けが綺麗ですね。
凄く肉厚で立派ないわしでしたが、脂も乗っていてとても美味しかったです。
続いてカレイの唐揚げを注文。

こちらも大きな身がゴロゴロと出てきて、食べ応えがありました。
カラリと揚がっていて、骨まで食べられるのですが、特に骨の部分が香ばしくとても美味しかったです。
このボリュームではあんこうに辿り着く前に、満腹になってしまう・・・
そしていよいよあんこう鍋の登場!

今回はどぶ汁を注文してみました。
どぶ汁とは・・・(以下、ウィキペディアより引用)
大好物のアンキモが出汁になっているとなると、旨いに決まっています。
仲居さんが目の前で調理してくれます。
まずはフライパンに生のアンキモを投入。

普通は土鍋でやるらしいけど、フライパンの方が簡単そうですね。
火に掛けながら炒めていきます。

しばらくすると、アンキモが溶けれ中から脂が出てきます。

香ばしい匂いがしてきた所で出汁を加えます。

そして味付けに味噌を入れてスープの完成。

完成したスープを鍋に豪快に注ぎます。

蓋をして数分待ち、沸騰して野菜がしんなりしてきたら、具材をスープに沈めてさらに煮て行きます。

この上に乗っているオレンジの粒々は、炒めたアンキモの破片です。

見るからに濃厚そうなスープです。
そして全体に火が通ったら完成。

さっそく頂きます。
アンキモは居酒屋で良く食べるけど、あんこう自体を食べるのは良く考えたら初めてかも。
あんこうは骨意外捨てるところが無いと言われるそうで、皮や内臓なども一緒に煮てあります。
身は意外にも淡白であっさりとした味なのですが、皮や骨の周りの身は、まさにコラーゲンの塊と言った感じです。
この骨の周りについた身を手づかみで必死に食べていた為、食事中の写真は全く無し。
(注:初めてのデートには向きません)
初めてのどぶ汁でしたが、大変美味しく頂きました。
なんと言っても、やはりスープが絶品。
骨と格闘しながらも、あっという間に完食してしまいました。

しかし、これで終わりではありません。
鍋の後のお楽しみと言えば、やっぱり雑炊です。

(雑炊のために我慢してスープを残し過ぎた為、お米が見えません・・・)
このアンキモが溶けたスープを残せる訳がありません。

濃厚な出汁を吸った雑炊もこれまた絶品でした。
そして、スープ一滴も残さず完食してしまいました。

これだけキレイに食べれば、あんこうも満足でしょう。
いや~今回もいい旅になりました。
って、本番は明日のマラソンでしたね・・・
走る前に体重増やしてどうすんだ・・・
仲居さんの話では、あんこうのコラーゲンは関節や腰痛にも効くらしい。
明日はあんこう効果で、バッチリ完走したいと思います。
続く

茨城県笠間市で行われる、かさま陶芸の里マラソンに参加して来ました。
(今回の記事は前日の食べ歩きのみですが・・・)
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大会は小学生の2.5Kmから一般の10kmまで、様々な種目に分かれいて、今回は10km一般(39歳以下)に参加しました。
大会当日は朝早い為、茨城で前泊する事にして、前日のお昼過ぎに茨城県に向かいます。
この大会を選んだもう一つの理由。
それは、冬の茨城でどうしても食べたい食材があったから・・・
その食材とは、茨城の冬の味覚、あんこうです。
何年も前から冬に一度、茨城まであんこうを食べに行ってみたいと思っていたのですが、今回ようやく叶えることができました。
もう目的がマラソンなのか、あんこうなのか良く解らなくなって来ました。
出発が遅くなった為、茨城に着いた時にはすっかり暗くなっていました。
さて、今回訪れたお店は、大洗にある「味処 大森」さんです。

暖簾にはいわし料理・地魚料理の文字がありますが、冬はあんこう鍋が名物となっているようです。
予約をしておいたので、到着後すぐに席に案内されました。
仕切りのある広間に通されたのですが、意外にも若い人が多いです。
日本人の魚離れが懸念されていますが、こ~ゆ~若者を見ると安心ですね。
まずはあんこう鍋が来るまで、看板メニューのいわしを食べる事にしました。
数あるいわし料理の中から、シンプルにいわし刺を頼んでみました。

盛り付けが綺麗ですね。
凄く肉厚で立派ないわしでしたが、脂も乗っていてとても美味しかったです。
続いてカレイの唐揚げを注文。

こちらも大きな身がゴロゴロと出てきて、食べ応えがありました。
カラリと揚がっていて、骨まで食べられるのですが、特に骨の部分が香ばしくとても美味しかったです。
このボリュームではあんこうに辿り着く前に、満腹になってしまう・・・
そしていよいよあんこう鍋の登場!

今回はどぶ汁を注文してみました。
どぶ汁とは・・・(以下、ウィキペディアより引用)
鍋で生のあん肝を炒めた後にアンコウの身や野菜をいれるほか、出汁を加える。
通常のあんこう鍋と比べると、汁が濁るほどあん肝の量が多いのが特徴で、濃厚で深みのある味わいになる。
大好物のアンキモが出汁になっているとなると、旨いに決まっています。
仲居さんが目の前で調理してくれます。
まずはフライパンに生のアンキモを投入。

普通は土鍋でやるらしいけど、フライパンの方が簡単そうですね。
火に掛けながら炒めていきます。

しばらくすると、アンキモが溶けれ中から脂が出てきます。

香ばしい匂いがしてきた所で出汁を加えます。

そして味付けに味噌を入れてスープの完成。

完成したスープを鍋に豪快に注ぎます。

蓋をして数分待ち、沸騰して野菜がしんなりしてきたら、具材をスープに沈めてさらに煮て行きます。

この上に乗っているオレンジの粒々は、炒めたアンキモの破片です。

見るからに濃厚そうなスープです。
そして全体に火が通ったら完成。

さっそく頂きます。
アンキモは居酒屋で良く食べるけど、あんこう自体を食べるのは良く考えたら初めてかも。
あんこうは骨意外捨てるところが無いと言われるそうで、皮や内臓なども一緒に煮てあります。
身は意外にも淡白であっさりとした味なのですが、皮や骨の周りの身は、まさにコラーゲンの塊と言った感じです。
この骨の周りについた身を手づかみで必死に食べていた為、食事中の写真は全く無し。
(注:初めてのデートには向きません)
初めてのどぶ汁でしたが、大変美味しく頂きました。
なんと言っても、やはりスープが絶品。
骨と格闘しながらも、あっという間に完食してしまいました。

しかし、これで終わりではありません。
鍋の後のお楽しみと言えば、やっぱり雑炊です。

(雑炊のために我慢してスープを残し過ぎた為、お米が見えません・・・)
このアンキモが溶けたスープを残せる訳がありません。

濃厚な出汁を吸った雑炊もこれまた絶品でした。
そして、スープ一滴も残さず完食してしまいました。

これだけキレイに食べれば、あんこうも満足でしょう。
いや~今回もいい旅になりました。
って、本番は明日のマラソンでしたね・・・
走る前に体重増やしてどうすんだ・・・
仲居さんの話では、あんこうのコラーゲンは関節や腰痛にも効くらしい。
明日はあんこう効果で、バッチリ完走したいと思います。
続く
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