燕岳 ご来光 | 泊まってみたい山小屋No1 燕山荘 滞在記 その2
2012-08-31|登山
【泊まってみたい山小屋No1 燕山荘 滞在記 その1】の続き(まだまだ続くよ~)
燕岳 2日目
夜は疲れていたのもありますが、個室を取ったおかげで、途中目を覚ますことなく、グッスリ眠る事ができました。
4時50分
朝と言うにはあまりに早い時間ですが、昨日、山小屋のオーナーさんが教えてくれた、5時10分の御来光の前に目を覚まし、半分つぶれている目を擦りながら、外に出てみました。
外はすでに明るくなっていて、まず目に飛び込んで来たのは、

朝の光を浴びて、息を呑むほどキレイな燕岳の姿でした。
そして反対方向を見ると、

昨日はほとんど見る事が出来なかった、槍ヶ岳の雄姿です。
いや~尖ってますね~。
燕岳は北アルプスの女王と呼ばれていますが、槍ヶ岳は北アルプスの王様。
いつか登ってみたいですね。
そして、御来光を待ちます。

遥か彼方には、富士山がチョコっとだけ頭を出していました。

テント泊の人達も、外に出て御来光を待っています。

そしてついに雲海から、太陽が顔を出しました!

本当に雲海と言うだけはあり、雲がまさに海のようで、アタマを出している山々が、海に浮かぶ島のようにも見えます。
この時間、この場所でしか見れない絶景です。
朝日に染まる燕岳と、槍ヶ岳。


今日は遠くの山々も良く見えて、最高の天気になりました。

朝日に染まる燕山荘もいい感じ

場所を移動して、また写真を撮りまくり。
富士山。

この分なら富士山からも、キレイな御来光が見えた事でしょう。
燕岳をバックに燕山荘。

槍ヶ岳へと続く稜線。

大天井岳方面。

また戻って、燕岳と空。

山小屋の周りをウロウロしていたら、診療所を見つけました。

順天堂大学の夏山診療所です。
サマーレスキュー、毎週欠かさず見てます。
本当に素晴らしい景色で、何時間でも見て居られそうですが、朝食の時間となれば話は別です。
朝食は5:00・5:45・6:30の好きな時間に行けば食べられるそうなので、5時45分の回に並んでみました。
10分ほど並んで、なんとかギリギリこの回に入れました。
朝食は和食が中心。

贅沢にも、デザートにゼリーが付いています。
朝食の時は、おひつが目の前に置かれていたので、ここぞとばかりに山盛二杯戴きました。
白米最高!
食べ過ぎた為、しばらく部屋で休んでいましたが、せっかくいい天気なので、今日もまた山頂まで行ってみる事にしました。
7時30分
昨日とは比べ物にならない晴天の中、山頂を目指します。

山小屋から山頂までは、約1kmで往復一時間の道のりです。
横を見ると、雑誌でしか見た事の無いような絶景が広がっています。

富士山もまだキレイに見えています。

もちろん正面には、燕岳の美しい姿が。

今日はイルカ岩の先に、槍ヶ岳もしっかり見えます。

おっ、飛行機雲。

山頂付近から撮った燕山荘。

こうしてみると、もの凄い所に建っていますね。
8時
2度目の山頂に到着。

今日は北燕岳もしっかり見えます。

山頂からは360度の大パノラマが広がっていました。


ちなみにスントの時計の高度計では、山頂の標高は2,700m。
誤差63mか。
まあこんなモンですかね。
ちょうどタイミングが良く、山頂にはほとんど人が居ませんでした。
山頂でソロの男性と話をしていると、「今朝出発して、ここまで2時間半で来たんですよ」との事。
そっか~、2時間半か~、掛かるよね~・・・
2時間半・・・
えぇ!!2時間半?!!!
途中いっぱい休憩したとは言え、こっちは5時間半掛かっているのに・・・
鉄人・・・
「いや~でも今日は槍ヶ岳も見えて良かったですね~」と私が言うと、
「槍ヶ岳ってどれですか?」っと、全くの素人発言。
世の中には色んな人が居るもんです。
この日は天気も良く、気持ち良かった為、30分ほど山頂で景色を眺めて小屋に戻りました。
9:30
小屋に戻り、ここで今回のもう一つの目的。
絶景を眺めながら、自分で淹れたコーヒーを飲む!を決行する事に。
その為に新たに購入したアイテムがコチラ。

トランギア社の ケトル0.6リットル
です。
もちろん豆も家から持参しました。

まずプラティパス
に入れてきた水を使ってお湯を沸かします。

まだまだ装備不足の私ですが、食に対する装備だけは、ベテラン並みだったりまします。

先日購入したカフェウノ
に、フィルターと豆をセットして、お湯を注いでいきます。

注ぎやすいようにと、ケトルを購入したのですが、注ぎ口も短く、言うほど注ぎやすくは無かったです。
やっぱり登山用品は機能面より、携帯性重視なんですね。
それでも念願の山コーヒーを堪能出来て大満足。

持ってきたおやつと、

絶景を楽しみながらの、素晴らしいコーヒータイムになりました。

山小屋でやりたかった事はやり尽くした感じです。
10:40
そろそろこの景色ともお別れ。

ずっと景色を眺めて居たい所ですが、下山することにしました。
ほとんど丸一日を、山小屋と山頂付近で過ごせて、色々パワーをもらった気がします。
とは言え麓までは、また長い道のり。
山小屋の水道で、水を補給し準備を整えます。

この水は、山小屋の300mほど下の沢から、ポンプでくみ上げており、そのまま飲むことも出来ます。
何から何までお世話になりっぱなし。
本当にお世話になりました!

また必ずいつか訪れます。
こうして燕山荘をあとにし、麓に向けて歩き始めました。
燕山荘から下山へ続く
燕岳 2日目
夜は疲れていたのもありますが、個室を取ったおかげで、途中目を覚ますことなく、グッスリ眠る事ができました。
4時50分
朝と言うにはあまりに早い時間ですが、昨日、山小屋のオーナーさんが教えてくれた、5時10分の御来光の前に目を覚まし、半分つぶれている目を擦りながら、外に出てみました。
外はすでに明るくなっていて、まず目に飛び込んで来たのは、

朝の光を浴びて、息を呑むほどキレイな燕岳の姿でした。
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昨日はほとんど見る事が出来なかった、槍ヶ岳の雄姿です。
いや~尖ってますね~。
燕岳は北アルプスの女王と呼ばれていますが、槍ヶ岳は北アルプスの王様。
いつか登ってみたいですね。
燕岳のご来光
そして、御来光を待ちます。

遥か彼方には、富士山がチョコっとだけ頭を出していました。

テント泊の人達も、外に出て御来光を待っています。

そしてついに雲海から、太陽が顔を出しました!

本当に雲海と言うだけはあり、雲がまさに海のようで、アタマを出している山々が、海に浮かぶ島のようにも見えます。
この時間、この場所でしか見れない絶景です。
朝日に染まる燕岳と、槍ヶ岳。


今日は遠くの山々も良く見えて、最高の天気になりました。

朝日に染まる燕山荘もいい感じ


場所を移動して、また写真を撮りまくり。
富士山。

この分なら富士山からも、キレイな御来光が見えた事でしょう。
燕岳をバックに燕山荘。

槍ヶ岳へと続く稜線。

大天井岳方面。

また戻って、燕岳と空。

山小屋の周りをウロウロしていたら、診療所を見つけました。

順天堂大学の夏山診療所です。
サマーレスキュー、毎週欠かさず見てます。
本当に素晴らしい景色で、何時間でも見て居られそうですが、朝食の時間となれば話は別です。
燕山荘の朝食
朝食は5:00・5:45・6:30の好きな時間に行けば食べられるそうなので、5時45分の回に並んでみました。
10分ほど並んで、なんとかギリギリこの回に入れました。
朝食は和食が中心。

贅沢にも、デザートにゼリーが付いています。
朝食の時は、おひつが目の前に置かれていたので、ここぞとばかりに山盛二杯戴きました。
白米最高!
食べ過ぎた為、しばらく部屋で休んでいましたが、せっかくいい天気なので、今日もまた山頂まで行ってみる事にしました。
再び燕岳山頂へ
7時30分
昨日とは比べ物にならない晴天の中、山頂を目指します。

山小屋から山頂までは、約1kmで往復一時間の道のりです。
横を見ると、雑誌でしか見た事の無いような絶景が広がっています。

富士山もまだキレイに見えています。

もちろん正面には、燕岳の美しい姿が。

今日はイルカ岩の先に、槍ヶ岳もしっかり見えます。

おっ、飛行機雲。

山頂付近から撮った燕山荘。

こうしてみると、もの凄い所に建っていますね。
8時
2度目の山頂に到着。

今日は北燕岳もしっかり見えます。

山頂からは360度の大パノラマが広がっていました。


ちなみにスントの時計の高度計では、山頂の標高は2,700m。
誤差63mか。
まあこんなモンですかね。
ちょうどタイミングが良く、山頂にはほとんど人が居ませんでした。
山頂でソロの男性と話をしていると、「今朝出発して、ここまで2時間半で来たんですよ」との事。
そっか~、2時間半か~、掛かるよね~・・・
2時間半・・・
えぇ!!2時間半?!!!
途中いっぱい休憩したとは言え、こっちは5時間半掛かっているのに・・・
鉄人・・・
「いや~でも今日は槍ヶ岳も見えて良かったですね~」と私が言うと、
「槍ヶ岳ってどれですか?」っと、全くの素人発言。
世の中には色んな人が居るもんです。
この日は天気も良く、気持ち良かった為、30分ほど山頂で景色を眺めて小屋に戻りました。
絶景を見ながらコーヒータイム
9:30
小屋に戻り、ここで今回のもう一つの目的。
絶景を眺めながら、自分で淹れたコーヒーを飲む!を決行する事に。
その為に新たに購入したアイテムがコチラ。

トランギア社の ケトル0.6リットル
もちろん豆も家から持参しました。

まずプラティパス

まだまだ装備不足の私ですが、食に対する装備だけは、ベテラン並みだったりまします。

先日購入したカフェウノ

注ぎやすいようにと、ケトルを購入したのですが、注ぎ口も短く、言うほど注ぎやすくは無かったです。
やっぱり登山用品は機能面より、携帯性重視なんですね。
それでも念願の山コーヒーを堪能出来て大満足。

持ってきたおやつと、

絶景を楽しみながらの、素晴らしいコーヒータイムになりました。

山小屋でやりたかった事はやり尽くした感じです。
下山
10:40
そろそろこの景色ともお別れ。

ずっと景色を眺めて居たい所ですが、下山することにしました。
ほとんど丸一日を、山小屋と山頂付近で過ごせて、色々パワーをもらった気がします。
とは言え麓までは、また長い道のり。
山小屋の水道で、水を補給し準備を整えます。

この水は、山小屋の300mほど下の沢から、ポンプでくみ上げており、そのまま飲むことも出来ます。
何から何までお世話になりっぱなし。
本当にお世話になりました!

また必ずいつか訪れます。
こうして燕山荘をあとにし、麓に向けて歩き始めました。
燕山荘から下山へ続く
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